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【2021年がん保険選び】FPや保険のプロが加入しているおすすめのがん保険は?

「がん保険に加入したいけれど、たくさんありすぎて選べない。」

「保険会社の宣伝ではない情報が欲しい。」

「保険のプロが実際に選んでいるがん保険が知りたい。」

保険ショップなどで相談する前に、保険のことを自分で下調べしたい方も多いのではないでしょうか。

Haniko
Haniko

FPを取得してから約10年以上、複数の保険会社を取り扱う保険代理店に勤めた後、代理店経営もしていました。

自分で保険を比べた結果、実際に加入したがん保険
保障内容を比べてみて「これはいいな!」と思えたがん保険
保険相談でお客様が最終的に選ばれることが多いがん保険

このような選択肢で、おすすめのがん保険としてご紹介していきます。

        

がん保険・選び方のポイント

「がん保険」はがんという病気に限定した保険です。

よく考えたら「糖尿病保険」とか特定の病気に限定した保険商品ってほとんどないですよね。

どうしてがんに特化した「がん保険」があるのでしょうか?
その理由を簡単にあげてみました。

・がんに罹患(りかん)する人の数が統計上多い
・がん治療は再発など長期化することがある
・治療方法が多く、保険適用外のお金のかかる治療方法も存在する


これらの理由をもとに、がん保険を選ぶポイントを考えてみましょう。

その1:自由診療のがん治療にも対応できるか?

ふだん私たちは、病気の治療のためにわざわざ健康保険適用外の治療を選ぶということはないでしょう。

しかし、がん治療については世の中の関心も高く、健康保険適用ではない自由診療の治療や薬が広く知られています。

自由診療を受ける場合の費用は全額自己負担となり、経済的には大きな負担になる可能性があります。

Haniko
Haniko

がん治療の選択肢として自由診療も検討したいなら、がん保険を利用することで経済的な準備ができるということです。


「がんをできるだけ早く、より良く治したい!」というニーズに合う新しいがん治療は、これからもどんどん出てくるはずです。

自由診療・先進医療・保険適用の治療の関連
自由診療・先進医療・保険適用の治療について

新しく開発された治療や薬はすぐに健康保険の対象になるわけではありません。

例えば、「先進医療」は医療保険の特約でもおなじみになりましたが、これは自由診療のうち効果や安全性を確認できたら健康保険適用にしようと検討中の医療です。

厚生労働大臣によって認められると健康保険の対象となり、私たちは医療費の2~3割を自己負担することで医療を受けられます。

         

がん保険を選ぶポイント【その1】

がんに罹患したときに保険適用外の治療も選択肢に入れるなら、自由診療にも対応しているがん保険を選びましょう。

      

その2:がん診断給付金があるかどうか?

保険選びの際には、給付金を受け取るタイミングも考慮しましょう。

一般的な医療保険は、手術後や退院したのちに保険会社に請求して給付金を受け取ります。

給付金を受け取るタイミングは「治療が終わったあと」ということです。

短期間の治療で自分で建て替えのできる費用であれば、治療後に給付金を受け取ることは問題ないでしょう。

しかし、がん治療の場合は長期化すると、保険会社に給付金を請求するタイミングが先になり当面の治療費用などが負担になる可能性もあります。

Haniko
Haniko

「遠方のがん専門病院までの交通費や雑費にお金がかかり、治療の早期から経済的に負担が大きかった。」

「収入が減ってしまい生活費も足りなくなり不安だった。」

という声も多いです。

がん治療が始まるタイミングで、ある程度まとまった給付金が手元に入ると安心ですね。

がん保険を選ぶポイント【その2】

がん保険を選ぶときは、がんと診断されたタイミングで給付金が請求できるかをチェックしましょう。

「がん診断給付金(一時金)」があれば、がんと診断されてすぐにまとまった給付金を受け取ることができます。

再発時にも一時金がしっかり給付されるかどうかも、チェックポイントです。

        

その3:がんの再発にも手厚いか?

はじめてがんに罹患した方やそのご家族に「今後の心配ごとは何か?」とお聞きすると「再発が心配です」とお話ししてくださる人が多いです。

がんに罹患すると、治療費のこと・家族の生活のこと・仕事への影響など心配はたくさんあります。

それと同じくらい再発したときの不安が大きいとのことです。

Haniko
Haniko

多くのがん保険は、再発時の治療まで考慮した商品に少しづつ改良されているとも感じます。

がんの治療は、再発時のことまで考えると長期化する可能性が高いといえます。
    

がん保険を選ぶポイント【その3】

保険を選ぶ際には、はじめてがんに罹患したときの保障だけでなく、再発時の保障も確認するようにしましょう。

             

おすすめしたいがん保険

保障内容と保険料はもちろん、治療技術が進化している時代に合っているかも考慮して保険を選びたいですね。

【自由診療保険メディコム】セコム損保

がん治療にかかる費用を保険適用部分はもちろん、先進医療や自由診療の費用まで補償の範囲が広い、数少ない「実費型」の保険です。


「実費型」とはかかった費用を補償するというものです。

まずは、私自身が加入しているがん保険のご紹介です。

私がこのがん保険を選んだ理由は「がんの治療方法はどんどん新しい治療方法が生まれているため、保険適用外の治療を受けたいと思ったときにお金が足りないと後悔しないように」との思いからです。

保障内容の特徴

「ガン外来保険金(通院)」では、かかったがんがんの治療費を最大1000万円まで補償

「ガン入院保険金(入院)」では、かかったがんがんの治療費を無制限で補償


保険期間は5年ごとに更新となり90歳まで加入できます。
年齢に合わせた保険料になるため、更新時に保険料は上がります。

若年層には比較的安い保険料で、大きな補償を得られると言えます。


「自由診療保険メディコムの詳しい補償内容コチラです。

自由診療保険メディコムの保険料シミュレーションはコチラでできます。

(セコム損保公式ホームページへのリンクとなります)

【FWDがんベスト・ゴールド】FWD富士生命

発売当初から「がん診断給付金」に重点をおいた保障内容です。

保障のシンプルさと保険料のバランスが優れているため、がん保険人気ランキングでも常に上位をキープしています。


「がんの治療には大きなお金がかかる可能性があり、その費用は治療が始まったときに受け取れてこそ安心してがん治療に専念できる。
がん診断給付金を高額な金額まで選択できるようにしたい。」

「FWDがんベスト・ゴールド」からは、このような商品コンセプトを感じます。

がんの治療にかかる費用は雑費まで含めるとどのくらいあれば十分なのかを明言することは難しいです。

100万円くらい準備しておきたい人もいれば、そのような金額ではとても足りなさそうだと感じている人もいるはずです。

また、がん保険にたくさん特約がある場合「わかりにくい」という不満もあるでしょう。

保険は長い契約になりますので、シンプルな商品の方が継続もしやすいですね。


保障内容の特徴

がん診断給付金は、最大300万円まで設定ができます。

終身型のがん保険なので、加入後は保険料も変わらずに一生涯保障が続きます

初めてがんと診断確定されたら、保障は継続のまま以後の保険料の払込みがなくなります


「FWDがんベスト・ゴールドの保険料シミュレーションはコチラからできます。

(FWD富士生命の公式ホームページへのリンクとなります)

【がん保険Wish(ウィッシュ)】オリックス生命

2021年3月にオリックス生命より新発売されたがん保険です。


がんと診断されたときに、まとまった一時金を手厚く保障できるタイプです。

特に、働きざかりの方が、がんに罹患した場合を考慮した保険といえます


「働き世代のための定期型がん保険」をコンセプトに、シンプルで保障の手厚い保障が選べるがん保険が登場したといえそうです。

シンプルさは特約の種類にも表れています。
治療範囲ごとの特約は先進医療くらいですので、保障を取捨選択する必要はあまりなさそうです。

保障の手厚さは、はじめてがんと診断されたときに受け取れる一時金が最大600万円まで設定できる内容です。

世帯の収入を担っている人が、がんに罹患したときには、治療費だけでなく生活費・お子様の教育費用など経済的な心配は多岐にわたります。

そのような世代には特に充実したがん保障を提供したいというコンセプトがはっきりわかるがん保険です。

保障内容の特徴

働きざかりといえる40歳までの加入者なら最大600万円のがん診断一時金を設定することができます。
(41歳~60歳は最大400万円)

主契約は「がん一時金」。

特約は「悪性新生物初回診断一時金」「がん先進医療特約」というシンプルさ。

手厚い保障ではあるが、保険期間を一定期間に設定する「定期型」のため保険料を安価におさえる工夫がある

「定期型」ではあるが、将来一生涯保障の「終身型」に変更することも可能


がん保険Wish(ウィッシュ)の詳しい保障内容はコチラです。

がん保険Wish(ウィッシュ)の保険料早見表はコチラです。

(オリックス生命の公式ホームページへのリンクとなります)


【番外編】かけすての保険がいやな方には「三大疾病付き終身保険」

がん保険はあった方が安心だけど、がんにならなかったら損しそうで悩ましい・・。

掛け捨てではないがん保険があったらいいのに・・。

「がん保険」の範疇ではないのですが、そのようなリクエストに応える生命保険があります。

Haniko
Haniko

「三大疾病保障付き終身保険」も検討に入れてみてください。

「三大疾病保障付き終身保険」とは?

一生涯の死亡保障が主体になっている生命保険ではありますが、悪性のがんと診断されると、死亡保障と同額の保険金を受け取ることができます。
(保険金を受け取ると、そこで終身保険は終了します。)

もし、がんに罹患することなくても将来自分の死亡時には受取人が死亡保険金を受け取ります。

また、終身保険は掛け捨てではなく解約返戻金もありますので、途中で解約してもいくらかの解約金を受け取ることができます。

がんに罹患したときにはある程度まとまった保険金が受け取れますが、そこで保険は終了してしまうことが注意点ではあります。
また、掛け捨てではない分毎月の支払保険料は高額になります。

メリットとしては、三大疾病は、悪性のがん・急性心筋梗塞・脳卒中のことを指しますので、がん以外の重い病気にも備えられるということです。

生命保険の基本のしくみが図解でよくわかる【初心者向】

がん保険の注意点

がん保険を選ぶときに知っておいてもらいたいことです。

90日の免責期間があります

がん保険の加入時にもっとも注意したいことは、加入手続きが完了しても「責任開始日から90日は保障されない」期間があるということです。

がんという病気は発病初期のころは自覚症状がないことが多いものです。

「加入時の健康告知(自己申告)では問題がなくても実はすでにがんに罹患している人がいるかもしれない」と保険会社は考えます。

加入から一定期間(90日)保障しない期間を設けることで、すべてのがん保険加入者へ公平な契約を約束しようとしているのですね。

がん保険の正しい見直し方

すでにがん保険に加入している方が、新しいがん保険に切り替えたい場合があると思います。

がん保険には「90日免責期間」があるため、これを考慮した保険の切り替えが必要です。

Haniko
Haniko

新たに加入したがん保険の保障が始まるまで、今契約中のがん保険は継続しておくことをお勧めします。


「保険料が約3か月分も二重払いになるのはもったいない!」とよく言われます。

しかし、新規加入したがん保険の免責期間中に、もしがんが見つかったら新しいがん保険は無効となります。

過去に加入していたがん保険を早々に解約していたら、どこからもがんの保障は受けられないことになります。

「がんの保障に空白期間ができない」ように、保険を計画的に切り替えてくださいね。

よくある質問に答えます

上皮内新生物(上皮内がん)の保障にこだわる必要がありますか?

がん保険を検討していると、上皮内新生物(上皮内がん)も保障されているのかどうかが気になってくるのではないでしょうか?

がんは、上皮内新生物(上皮内がん)と悪性新生物(がん)に区別されています。

上皮内新生物は、臓器等の表面部分(上皮内)にがんがとどまっている状態で、粘膜の表面を削る手術で治療が完了することがほとんどです。

悪性新生物の場合は、上皮よりも深い層にまでがんが浸潤(しんじゅん)しており、転移の可能性もある状態です。
将来は再発の恐れもあります。


上皮内新生物でもしっかり保障してくれるがん保険は頼もしく感じるかもしれません。

しかし、上皮内新生物の保障の有無や手厚さでがん保険選びをするよりは、悪性新生物で治療が長引いたり治療費が大きくなった場合の方を優先して考えましょう。

健康診断で指摘がありました。今からがん保険に加入できますか?

がん保険を検討している方の中には、定期健康診断で指摘を受けたことをきっかけに具体的に保険を考えはじめた方もいるかもしれません。

がんに罹患している可能性が少しでも指摘されるととても心配になりますね。


保険に加入する際には、健康状況についての「告知」が必要です。
健康診断結果の内容も申告する必要があります。

もし、健康診断で再検査を指摘されているなら必ず再検査を受診しましょう。
再検査の結果は重視されます。

「しっかり再検査を受けた結果、健康状態に問題がなかった」場合は、保険に加入できる可能性も高くなります。

がん保険の場合、加入を希望している人が将来がんに罹患する確率がどのくらいあるのかという視点で、保険会社は加入の可否を判断をします。

健康状態や健康診断結果に不安があるときでも、まずは「正しい告知をする」ことです。

加入できるかの最終的な判断は、各保険会社の基準に沿った判断となります。

おすすめ保険の中で迷っている方へのアドバイス

それぞれの保険商品の特徴が分かっても、最終的に保険を選ぶときに迷ってしまうことはあると思います。

ここでは、がん保険の加入を検討している方の年齢層別のアドバイスを加えてみます。

若年層なら保障の手厚さと保険料の安さで更新型保険

小さいお子様など若年層の方が、がんに罹患したときには今後の人生の長さを考えてあらゆる治療の中から最良と思われる治療を選択したいと思うでしょう。

また働き盛りの方が、がんに罹患したときには、治療費用以外に家族の生活を守るためのお金も必要だと感じるかもしれません。


若い方が、がん保険を選ぶなら治療費用に悩まなくて済む実費型保険や、一時金が手厚く設定できるがん保険を選ぶと良いです。

Haniko
Haniko

ここで紹介した中では「自由診療保険メディコム」や「がん保険Wish(ウィッシュ)」ですね。

これらのがん保険は「更新型」なので、更新時や一生涯の保険に切り替えるときに保険料は上がります。

しかし、若い年齢層の方にとって「更新型」の保険は「保障内容が手厚くても若いうちは保険料が安い」という考え方ができます。


がん保険も新商品が出てくれば、将来保険を切り替える選択もあるかもしれません。

まず今のところは、保障を充実させても保険料が安くてすむ保険を選ぶのも良い選択だと思います。

中高年なら一生保障が続く終身型保険

長寿の時代です。

中高年の方にとっては、保険が途中で切れないことが大きな安心になるのではないでしょうか。

「一度保険に加入したら保険料は今後上がらずに保障が一生続くこと」を優先した保険を選ぶと安心ですね。

Haniko
Haniko

ここで紹介した中では「FWDがんベスト・ゴールド」ですね。

また、保険料は高めになりますが「三大疾病保障付き終身保険」ならがんに罹患しなかったとしても最終的には死亡整理資金にもなります。


まとめ

日本でのがん保険の歴史は、1974年にアフラックが日本で初めてがん保険を発売したことにさかのぼります。

その頃は、がんの治療というと長い入院生活がイメージされました。
がん保険も長期の入院生活を支える内容でした。


それから約半世紀の間にがんの治療も多岐になり、病院での入院治療より自宅から通院したり服薬のみで治療を行うことも多くなりました。

保険の内容は治療の実態に合わせて変化するものです。

治療方法の進化がすすむがんについては、保険もその変化についていこうとするので商品の改定も早いと感じます。

Haniko
Haniko

今加入したがん保険がずっと先にも十分なものであるために、「治療方法が変化しても対応し続けるるがん保険」こそ選ぶべき保険だと思っています。

      

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