【10/26(日)11時】40代50代のためのキャリア&マネープラン入門セミナー開催します

副業起業のセルフブランディングは「知識・実績・経験」をつなぐことから

「副業起業は差別化が大事」と言われるけれど、いざ「自分の差別化ポイントは?」と聞かれると、なかなか答えられないものです。

特に50代の方は、長く会社員として働いてきた経験がある一方で、「他の人とどう違うのか」をうまく言語化できず、悩まれるケースをよく見かけます。

でも実は、差別化のヒントは新しい知識や資格ではなく、これまで歩んできた「知識・実績・経験」の3つをどうつなぐかにあります。

1:知識(学び・資格)

副業起業を考えるとき、多くの方が「新しい資格を取ろう」と考えたり、すでに学んだ内容を繰り返し勉強したりします。

もちろん学び直しは大切です。

ただし、それだけでは「他の人との差別化」にはつながりにくいのです。

大事なのは、 「知識を、これまでの実績や人生経験とどう結びつけるか」 という視点です。

同じ資格を持つ人は大勢いても、「その知識を、どんな背景で身につけ、どう活かしてきたのか」という部分は人それぞれ違うはずです。

資格や知識を「自分が歩んできた道」とセットで語ることで、説得力と共感が生まれます。

2:実績(仕事・役割)

長く働いてきた50代だからこそ、積み上げてきた職務経験や成果は大きな財産です。

大きなプロジェクトだけでなく、日々の小さな改善やチームをまとめてきた経験も、すべてが「差別化の材料」になります。

特に副業起業において強いのが、 「実績 × 知識」 の組み合わせです。

たとえば「資格を持っている人」なら他にもたくさんいます。

でも「20年の営業経験 × この資格」で語れば、それは唯一無二の強みになり、信頼につながります。

3:経験(人生のストーリー)

実績と並んで差別化を際立たせるのが、個人的な人生経験です。

幼少期からの体験、家族との出来事、転機、挫折やそこから得た気づき──これらはまさに「その人だけの物語」です。

ブランディングは、単に「何をやるか」を説明するだけではなく、 「なぜ自分がこのサービスをやるのか」をストーリーで伝えること で決まります。

「だから私はこのサービスをやるのです」と自然に語れるストーリーこそ、顧客の共感を呼び、「この人だからお願いしたい」と思っていただける差別化ポイントになります。

まとめ

副業起業の差別化は、資格やサービス内容そのものではありません。

知識をどう活かすか、実績とどう結びつけるか、そして人生経験をどうストーリーにするか。

この3つを棚卸ししてつなげて語れることが、「その人にしかできない起業」につながります。

ただし、自分のことを客観的に整理するのは、意外と難しいものです。

私の講座や個別相談でも、「一人では見えてこなかった強みが、対話の中で浮かび上がった」という声をよくいただきます。

もし「自分らしい差別化ポイントを見つけたい」と感じたなら、お気軽にご相談ください。

あなたの知識・実績・経験を一緒に整理し、ストーリーとして形にすることで、唯一無二のセルフブランディングを一緒に描いていきましょう。

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