50代になると、定年後を見据えて
「小さくてもいいから、じぶんビジネスを始めたい」
と考える方が増えてきます。
実際、私の周りでも、
・地域で小さな場をつくりたい
・好きなことを仕事にしたい
・副業から起業へステップを踏みたい
そんな声をよく耳にします。
昨日、そんな同級生から相談を受け、
廃校を活用した小さなライブラリを訪ねてきました。
「もっと人に来てもらいたい」という集客の悩みを抱えていたからです。

50代のじぶんビジネスで起きがちな“構造の問題”
施設のInstagramを見ると、投稿はわずか6つ。
しかも最終更新は1年以上前でした。
「SNSをやったほうがいいのは分かってるんだけど…」
彼女はそう言います。
そこで私は、
・Googleビジネスプロフィールの活用
・Instagramでのイベント告知
・定期的な情報更新
など、50代の小さな起業でも実践できる手軽な集客施策を提案しました。
しかし、そこで一つの課題が浮かび上がりました。
Instagramのアカウント管理は“共同経営者”が担当していて、
その人がSNS運用に前向きではない。
つまり、
彼女は投稿したくても、自分の意思で更新できない状態。
集客の決定権が自分にないため、動きたくても動かない。

これは、50代のじぶんビジネスで非常に起こりやすい落とし穴です。

なぜ「決定権」がないとビジネスが続かないのか?
情熱があっても続かない理由は、
やる気が足りないのではなく
“動かせない構造”にあることが多いのです。
50代からの小さな起業や副業では、次のような状況が想定できます。
SNS投稿やイベント告知など、小さな判断が他人任せだと、スピードが極端に落ちます。
どれだけ良いサービスでも、知ってもらえなければ存在しません。
“認知の入口”が止まることで、せっかくのサービスがフェードアウトしてしまいます。
価値観や優先順位がズレていると、動きたい方向へ進めません。
目的の不一致は、50代のじぶんビジネスで最も多い悩みのひとつです。

50代が押さえておきたい「最低限の決定権」
今回の相談から、あらためて感じたことがあります。
じぶんビジネスを続けるには、
最低限、次の3つの決定権は自分で握っておく必要があるということです。
・SNSやGoogleビジネスプロフィールの更新
・告知の方法や頻度
これらが他人の都合で止まると、ビジネスも止まります。
「誰に、何を、どう届けるか」
ここを委ねるほど、方向性はぼやけます。
小さな起業ほど、「発信 → 反応 → 改善のサイクル」が大切です。

では、共同運営や委託はダメなのか?
もちろん、そんなことはありません。
共同運営は素敵な形ですし、協力者がいることで広がる可能性もあります。
ただし、続けるには次の“3つの前提条件”が欠かせません。
互いの価値観・目的・大切にしたいことを一致させること。
特に集客と方向性は手放さない。
曖昧さは、後の“ズレ”の原因になります。
この3つを押さえるだけで、共同運営のリスクが大きく減ります。

まとめ
50代からのじぶんビジネスは、大きく始める必要はありません。

でも、「自分の意思で動かせる構造」=決定権 は欠かせません。
決定権を手元に残すだけで、ビジネスは自分のペースで育ち、
続けられる“じぶんビジネス”になります。
小さくてもいいので、動かせる形にしていくこと。
それが、50代からの起業や副業を成功へつなげる第一歩です。

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