人生100年時代の新基礎力

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』自己分析にはストレングスファインダーで長所をみつける

「あなたの性格の長所と短所を教えてください。」

就職活動のなかでよく聞かれる質問です。

自己内省したときに、短所は出てくるけど長所はなかなか出てこないという人は結構多いですね。

Haniko
Haniko

長所は「それが自然にできてしまうので、人より優れた能力であることに自分で気づかない」ことが多いからですね。


内省だけでは発見できない「自分の長所」をストレングスファインダーで見つけてみましょう。

短所のフォローより長所を知って活かす


「ストレングスファインダー」では、自分の隠れた長所を発見して、その部分を延ばすことで成果をあげようと提言しています。

自分の弱点を克服したり、不足している性質を十分な状態にまで持って行く努力は、精神的にも辛く時間もかかると思います。

一方、自分が得意としている資質を存分に発揮して活躍できれば、自己肯定感が高まり、周りからの好評価を得られることも増えるでしょう。

特に、仕事の中で自分の強みが生きるようであれば、間違いなく成果も出るはずです。

自分を成長させる時間の使い方としては、自分の強みを知って活かすやり方はストレスも少なく理にかなっていると思います。

ストレングスファインダーで強み(資質)の診断

ロングセラーの著書『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』


毎年4月ごろになると、たくさんの書店で繰り返し平積みされているのを目にする本があります。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』 マーカス・バッキンガム他著
副題は「あなたの5つの強みを見出し、活かす」です。

2001年に日本語初版が発売になっています。


この本の中では、自分の強みを見出し、それを活かすことが成功への近道だと書かれています。

また、強みを34の因子に分け、それぞれがどんなに素晴らしい素質なのかを新しい視点で解説してくれています。

この本にはWEBで自分の強みの診断ができるようIDナンバーも付されていますので、簡単に自分の強みを知ることができます。

34の強みとはどんな資質なの?

ストレングスファインダーで分類されている強みを50音順で紹介します。

・アレンジ  ・運命思考  ・回復思考
・学習欲   ・活発性   ・共感性
・競争性   ・規律性   ・原点思考
・公平性   ・個別化   ・コミュニケーション
・最上志向  ・自我    ・自己確信
・社交性   ・収集心   ・指令性
・慎重さ   ・信念    ・親密性
・成長促進  ・責任感   ・戦略性
・達成欲   ・着想    ・調和性
・適応性   ・内省    ・分析思考
・抱合    ・ポジティブ ・未来志向
・目標志向

「自分はこれじゃないかな~?」
なんてピンときましたか?

さっそく強みの発見を始めましょう!

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』の書籍購入です。

この本には、診断サイトのURLとアクセスコードがついています。
このアクセスコードは1度しか使えないものになっています。

中古でこの書籍を購入した場合には、アクセスコードが使用済みであなたが利用できない可能性があります。
ここは、新品の本を購入してくださいね。

強みを見つける質問に答えてみましょう!

この本には、34に分けられた「強みの資質」が解説付きで紹介されています。
先にじっくりすべての項目に目を通しても良いのですが、前書きの解説を読まれたら、きっと早く自分の結果を知りたくなると思います。

WEBの環境を準備してさっそく、質問項目に答えてみましょう。


すべての質問に答え終わったら、あなたの強みの上位5つが発表されます。
あなたの自覚通りの結果が出るでしょうか!
(^^♪

質問項目に答えるには、少し時間を要します。
Webで回答を始めるときは、時間にもゆとりを持ち、集中できる落ち着いた環境でスタートすることをお勧めします。

あなたの隠れた5つの強み(資質)が発表されます!


全質問に回答したら、しばしお待ちください。
あなたの強み上位5つがド~ンと発表されます!
(これは印刷することもできます)

「へぇ~、こんな資質があったのか!」
「ほーう、これも強みというのか~!」

ここで見い出された強みの半分くらいは、新たな自分の発見になっている可能性があります。

本書に戻って、個別の解説を読んで自分自身の理解を深めましょう。

Haniko
Haniko

ちなみに、Hanikoの結果を発表しま~す。

1位 着想
2位 最上志向
3位 親密性
4位 アレンジ
5位 社交性

人となりをイメージいただけたでしょうか(笑)

まとめ


本来、自分の強みは自分ではよくわからないものなのです。

例えば、「あの人って、こんなところがすごいな!」と感心する人が身近にいたとして、当の本人に「あなたのこういうところがすごいですね!」と伝えても、言われた方は「???」となるのです。

つまり、本人は自分の強みを発揮しているとき、それは苦も無くできてしまうことなので、強みや才能と捉えておらず、

「当たり前にできること」という自覚しかないのです。

当たり前にできてしまうので、自分の強みと客観的にとらえることができないのですね。

なので、このストレングスファインダーで自身の強みが5つ浮き彫りになったときに、「あ~、こういうところが無自覚の才能だったんだな」と気づくはずです。

ここを理解して職業を選択したり、自己アピールにつなげたり、仕事の内容もできるだけ強みが活かせそうな場所を希望したりすることで、楽に成果が出せるようになるのではと思います。

Haniko
Haniko

「自分の強みを知るだけではなくて、それをどう発揮するかが大事だな」
と少しふみこんで考えたときのものです。
ストレングスファインダーに関する私の関連記事です。
よろしければ、こちらも参考にして下さいね。
*Hanikoのnote内に掲載している記事にリンクしています。

アクションプラン

まずは、ストレングスファインダーで自分の強みを発見してみましょう!

それから、自分の結果が出て面白いなと感じたら、周りの方に公言してみましょう。

私の経験では、ビジネス関連の方との会話で話題に乗せると、
「私も(僕も)やったことあるよ!」
という方が結構いらっしゃいます。

そして、お互いの強みを自己開示し始めると親近感が湧きます。
初対面に近いくらいなら、始めから相手の長所を理解出来てから付き合うことができるのです。

また、私の会社では採用面接時に先にこの本をお渡しして、結果をもって二次面接に来ていただくようにしていました。

いろんな強みを持った社員の集まる会社を目指していたのです。
そして、一緒に働くようになってからもその方の強みが活きるように仕事の分担を決めたりしていまいした。

経営者の方には、このような使い方もありますので参考にして下さい。

Haniko
Haniko

就職活動を始める学生の皆さんにも、ストレングスファインダーで自分の長所を発見しておくことをお勧めします。
ここを手掛かりに自己分析を深めるのも良いと思いますよ!