本やネット、ニュース、SNS・・
毎日たくさんの情報に触れているのに、
いざというときに「あれ、どこにメモしたっけ?」と思い出せない。

情報を集めるのに熱心でも、整理して使うのは意外とむずかしいものです。
でも大丈夫。
ちょっとした仕組みをつくるだけで、
インプットは“使える形”に変わります。
今日は、私が実際に続けている
アウトプットにつながる情報整理の3ステップをご紹介します。
STEP1:「瞬間メモ」
STEP2:「ストック」
STEP3:「思考を広げる」
この流れをつくるだけで、インプットが自然と“使える知恵”に変わります。
Google Keep:瞬間メモの入り口
ふと思いついたアイデア、心に残った言葉、読書中のひらめき。
そういう「すぐ残したい!」という瞬間のメモは Google Keep に。
スマホですぐ開けて、色分けもできる。
書くというより“捕まえる”感覚で使っています。

頭の中からこぼれる前に入れる。
これがKeepの役割です。
Keepにメモしたものは、後で見返してEvernoteに移したり、不要なら消してもOK。
あくまで「入り口」としての場所です。

Evernote:情報の貯めどころ(外部脳)
“あとで使いたい情報”はすべて Evernote に入れています。
ニュース記事、研修メモ、読書ノート、ブログネタ・・・
カテゴリーに分けてノートブックを作り、
まるで自分専用の情報ライブラリのようにしています。
たとえば
- 研修アイデア → 「人材育成」ノートブック
- NLPや心理学の学び → 「学び」ノートブック
- 発信ネタ → 「ブログ・SNS」ノートブック
検索が強力なので、“とりあえず入れておけば、後で使えるという安心感があります。

Evernoteに情報が集まってくると、
「次に書きたいこと」「話したいテーマ」が自然と見えてきます。
紙のノート:思考を広げる場所
そして、もうひとつ欠かせないのが 手書きのノート。

Evernoteに貯めた情報を見返しながら、
頭を整理したいときや、
新しいアイデアを広げたいときに使います。
ペンを動かすと、考えがつながりやすい。
手で書くことで、思考が深まり、
「自分の中に落とし込まれる」感覚があります。
マインドマップのように書いたり、
研修やブログの構成をラフに描いたり──。
形になったらノートを撮影してEvernoteに保存します。

手で書くことは、情報を“体に落とし込む”こと。
手を動かすと、脳も閃きやすいです。
デジタルとアナログ、二刀流がおすすめです。
まとめ:情報は“ためる”より“回す”
Keepでキャッチして、
Evernoteでストックし、
ノートで考える。
この3つの流れができると、
インプットが“行動”や“言葉”に変わっていきます。
情報は、ただ持っているだけでは力になりません。
どんなに良い本を読んでも、どんなに多くのニュースを見ても、
自分の中で整理し、考え、誰かに伝えて初めて、その情報は「知恵」になります。

小さなメモが始まりかもしれません。
気づきを拾って、自分の言葉で整理してみる。
その繰り返しが、確実にあなたの学びを育てていきます。