人生100年時代の新基礎力

『ソウル・オブ・マネー』お金との付き合い方で自分のあり方を見つめる

「あなたにとってお金とはどのようなイメージですか?」
急にこんな質問をされると戸惑ってしまいますね。

お金は生きていくためにはなくてはならないもの。
できるだけたくさん持っている方が安心だし、幸せな人生になりそう。

ざっと考えて答えてみると、このような回答になるかもしれません。

私たちがお金に持っているイメージはとても強力で、他者への振る舞いや自分の幸福感にも影響がありそうです。

お金についてたくさんの著書のある本田健さんも影響を受けられている書籍、『ソウル・オブ・マネー』(リン・トゥイスト著)からお金と豊かさについて学んでみましょう。

欠乏という神話

「あなたが充分だと思う金額はいくらですか?」
宝くじの高額当選くらいの金額をイメージするでしょうか?

では、億万長者と称される方はもうこれ以上お金は要らないと思われるでしょうか?
たくさんのお金を手にしている方の中にも「もっとお金が欲しい」と考える方はたくさんいます。

私たちは、自分が持っているお金の量に関わらず「欠乏感」を抱えているようです。

『欠乏の神話』
「充分には無い。
自分の分は自分で手に入れなければならない。
多ければ多い方がいいに決まっている。」
と信じるよう導かれ、自ら望んでもいないゲームをプレーする羽目に陥るのです。

『ソウル・オブ・マネー』


欠乏感を感じる原因は「あなたか私の世界観」を持っているから、とのことです。
あなたか私のどちらかが成功するという価値観です。
勝つか負けるかの競争主義が欠乏感をあおっているのかもしれません。

充足の法則

欠乏感から解き放たれ、満たされていると感じる充足感に変化するにはどのような発想の転換が必要でしょうか?

先述の「あなたか私の世界観」を「あなたと私の世界観」に発想をシフトすることで、欠乏感から充足感へと変化するということです。

歴史上のある地点において、私たち人類は「誰もが健康で快適な生活をするのに充分以上のレベル」に達したのです。

『ソウル・オブ・マネー』

世界中には、国の単位で貧富の差があるのが現状です。
しかし、「あなたと私の世界観」はじわじわと広がりを見せているように私には思えます。

例えば、2015年に国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」への世界的な取り組みを見ても、大きな捉え方をすると「あなたと私の世界観」を目指していると感じます。

自分のお金の流れを知ろう

それでは個人の場合で考えてみましょう。
「あなたは何に一番お金を使っていますか?」

あなたのお金がどのようにして自分のもとにやって来ているのか、どれだけ意識していますか?
あなたは自分のお金を、自分が行かせたいところに意識的に使っているでしょうか?

『ソウル・オブ・マネー』

お金の流れ方は、自分の人生と深く結びついていると思います。

お金を感謝して受け取れているか?
心から大切だと思うことにお金を使っているか?
自分のためにお金を使っているか?
他者のためにお金を使ったのか?

Haniko
Haniko

お金の使い方をみればその人がわかると言われますね。
自分のお金の使い方を一度観察をしてみると良いかもしれません。
私たちは個人レベルでは、お金の使い方で自分をセルフプロデュースすることができると思います。

まとめ

おとなの学び直しキャンパスでは、お金のことを学び直すことをコンセプトに挙げています。

これには知識的な部分も含まれますが、私たちが大人になってからのお金との向き合い方も、自分の人生を豊かにする方向にパラダイムシフトしたいと考えているのです。

お金と呼ばれる道具が、私の魂と調和したとたん、豊かさ、喜び、充足が溢れだしたのです。
それは、お金の中にあったわけではなく、お金の使い方、魂の道具としてお金を使ったところにあったのです。

『ソウル・オブ・マネー』

お金に抱くイメージ、お金との付き合い方について、私たちは自分と他者の人生が豊かになるような選択を重ねたいですね。


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