【10/26(日)11時】40代50代のためのキャリア&マネープラン入門セミナー開催します

営業経験はもう古い?いいえ、それは“じぶんビジネス”の最高の素材です

「ずっと営業職だったから専門資格もないし、セカンドキャリアで何ができるのか分からない」

そんなふうに感じている50代の方は少なくありません。

長年、営業職として数字を追い続けてきたものの、いざ次のステージを考えると、
“手に職”のような明確なスキルがない自分に気づいて不安になる・・。

でも実は、営業で培ってきた力は、どんな副業・起業にも通用する普遍的なスキルです。

今日は、私自身が
「営業って実は“人間理解の仕事”だった」と気づかせてくれた一冊、
中村信仁さんの『営業の魔法』を通して、その理由をお話しします。

「営業=モノを売る仕事」という誤解

多くの人が、営業職を「売り込む仕事」と思っています。
実際、私自身も若い頃はそう信じていました。

「商品の魅力を伝えれば伝えるほど、信頼してもらえるはず!」と。

でも、結果はうまくいきません。
一生懸命説明しても、お客さまの表情は曇るばかり・・。

そのとき、先輩に言われた一言が今も忘れられません。

「営業はね、“伝える”前に“聴く”仕事だよ。」

そこから、お客さまの話をしっかりと聴くようになりました。

「何に困っているのか?」
「なぜこの商品が役に立つのか?」

を理解しようと努めました。

すると不思議なことに、自然と結果がついてくるようになったんです。

『営業の魔法』が教えてくれる“営業の本質”

中村信仁さんの『営業の魔法』には、こんな一節があります。

「営業とは、お客様の問題を解決するお手伝いをする仕事です。
そして、お客様と成長の感動を共有するという使命があるのです。」

この言葉にハッとしました。

営業って、“売る”ことではなく、“人の問題を解決すること”。

つまり、人の話を聴き、共感し、価値を伝える力なんです。

この力こそ、50代からの「じぶんビジネス」に活かせる”最高の素材”だと思います。

営業経験が副業・起業に活きる3つの理由

営業経験の本質を見直して、セカンドキャリアにどう活かせるか考えてみましょう。

聴く力がある

営業で培った「聴く力」は、相手の悩みやニーズを引き出す力。

コーチングや講師業、カウンセリング、コンサルティングなど、
「人と関わる仕事」の基盤になるスキルです。

伝える力がある

長年、商品の価値を言葉にしてきた経験は、
自分の経験やサービスを分かりやすく伝える力につながります。

これがブログ・動画・プレゼンなど、発信力の土台になります。

信頼関係を築く力がある

営業の本質は、人との信頼関係づくり。

お客様との関係を丁寧に築いてきた経験は、
小さなビジネスを継続させる「リピート・紹介の力」になります。

50代からの“再定義”:「営業力=人間力」

営業の仕事を通して磨かれたのは、
目に見えるスキルではなく、人を理解する力でした。

若い頃は「ノルマを達成すること」が目的だったけれど、
今になって思えば、「人と信頼を築く力」は、
どんな仕事にも応用できる“人生スキル”だったと感じます。

これまでの営業経験を「終わったキャリア」とせず、
「次のキャリアの素材」として見直すことで、
新しい“じぶんビジネス”の強みとして活かすことができます。

私自身、営業職で得られたことを振り返ると、後生誇れる営業成績などではなく、「コミュニケーションスキル」や「論理的な伝え方ができるようになった」など自分自身の成長だったと深く実感しています。

最後に

もし今、「自分には専門スキルがない」と感じているなら、
この本を一度読んでみてください。

営業職で積み重ねてきた日々が、
じつは人の心を動かす“魔法”を育てていたことに気づくはずです。


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