人生100年時代の新基礎力

『人生を黒字にするお金の哲学』ファイナンシャルプランナーが愛用する家計管理の本3選

「気が付くとお金の心配をしていることが多い」
「生活に困っているわけではないけれど、将来のお金についてなんとなく不安」

このような、お金の心配や不安はどこから湧いてくるのでしょうか?

人が不安を感じる原因には、「わからないから」「知らないから」という理由が挙げられます。

家計で考えると、手元に入ってきたお金の流れが把握できていないために、支出ばかりに注目して欠乏感が大きくなってしまうこともありそうですね。

まずは手元に入ってきたお金の流れが「自分でわかっている状態」、つまり家計管理やお金のコントロールができると心配が少なくなると思います。

また将来資金についても「ざっくりとした見通しが立っている状態」であれば漠然とした不安が少なくなるかもしれませんね。

Haniko
Haniko

私が自分の家計管理に取り組んだときに、愛用していた書籍があります。

『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるのか?』

がベストセラーに本になった、林總(はやしあつむ)さんが書かれた、家計管理についての3冊の書籍です。

これらの本の中では、人生を黒字にするという考え方から具体的な家計管理までがわかりやすく指南されています。
さっそく、そのエッセンスにふれてみましょう!

『人生を黒字にするお金の哲学』

私たちは経済的にゆとりのある生活を望むものですが、ではいったいいくらの収入があれば「ゆとりがある状態」なのでしょうか?

お金に余裕があるとは、「自分が必要なだけお金を使った上で、あまりがあること」。
つまり、収入が支出を常に上回っている状態のことです。

『人生を黒字にするお金の哲学』林總

このように考えると、憧れの収入額を思い浮かべるよりも、自分が必要なお金の見積もりをしてみることから始めてもいいかもしれませんね。

衣食住にかかる費用や教育費用、趣味や余暇など、自分自身が人生を楽しむために必要なお金はいくらになるか見当をつけてみましょう。

「自分自身が人生を楽しむために使うお金」は、自分の好きなものや価値観に合ったものに費やしたいものです。


自分のためのように思えて実は自分のためではないお金の使い方をしていないか振り返りたいです。

Haniko
Haniko

人からよく見られたいから買ったブランドバック・・・。
興味はないのに誘われた習い事の費用・・・。

失敗しながらも、価値観に合ったお金の使い方ができるようになりたいと思っています。

そして、まずは「毎年少しでもいいから家計が黒字になっている状態」を目指すことが初めのステップのようです。


『正しい家計管理』

「家計簿」と「家計管理」の違いって、考えたことはありますか?

一見、同じことを指しているように思えますが、それぞれ目的が違います。

「家計簿」は収入と支出の記録が主な目的です。

貯金を始めたいと一念発起して、家計簿をつけ始める人は多いと思います。
しかし、家計簿をつけ始めても「なんだかお金が貯まらないな~」となることがないでしょうか?
これは、収入と支出の記録をしているだけで、お金の流れのコントロールまではできていないからですね。


では、「家計管理」の目的は何でしょうか?
貯蓄のためと答える方が多いと思いますが、『正しい家計管理』の中では、このように言われています。

家計管理の目的は、ひとつです。
自分と家族が、現在も未来も幸せに暮らすこと。

『正しい家計管理』

たくさんのお金を稼いで預金通帳の残高を増やすこと(=貯蓄)ではなく、自分の人生を幸せにすることが私たちが本当に望んでいることでしたね!


このような大局観を見すえながらも、こちらの書籍では具体的な家計管理のためのノートのつくり方から、給与口座に入金されたお金の振り話分け方などが、図解も盛りだくさんで解説されています。

特に、著者の林さんは会計士でいらっしゃるため、お金の管理は年間で把握すること、財産価値にも目を向けること、そして中長期の家計管理の方法も具体的に教えていただけます。

Haniko
Haniko

この書籍から学んだことは私自身が役に立っただけではなく、ファイナンシャルプランナーとして家計相談を受けたときにも活用させていただいています!

「家計簿」から「家計管理」に一歩進化するときに、お勧めの一冊です!


『老後のお金』

『正しい家計管理』の長期プラン編です。

老後資金については、長期的なプランを立てることがまずは大切とのことです。
正確さよりも、ざっくりと将来を見通しておくこと。


そして、お金を貯めることだけが老後資金の準備ではないのですね。

✔ 将来の働き方
✔ 収入の増やし方
✔ 住まいはどうするか
✔ 子どもにかける教育費

これらについても、自分の価値観に合った計画と行動があることで、老後のお金の準備ができるとのことです。

本書には、ざっくりとした「長期プラン表」を作成できる付録もありました!


まとめ

ファイナンシャルプランナーは、ライフプラン表を作成して収支をもとに将来のお金の見通しを立てる勉強をします。

しかし、このライフプラン表を作成しているときに感じることがあります。

Haniko
Haniko

貯蓄残高の増減の話題以前に、「人生の中で何に価値観をおいて過ごしていきたいか」この視点が無いと、完璧そうに見えるライフプラン表は絵にかいた餅のようになってしまうのです。


家計管理について詳しく知りたいと思い、林總(はやしあつむ)さんの書籍からそのエッセンスをまとめました。

しかし、突き詰めると「自分の価値観をどのようにお金や人生に反映していくのか」という大切な部分に、考え方がソフトランディングしたようです。

3冊の書籍の中から気になる本があれば、是非手に取って読んでみて下さいね!

続かない家計簿から目的を達成する家計簿へ(準備編) 老後年金2000万円不足に備えるお金の基本