定年が近づくと、同僚や知人から
「あの〜、ちょっと相談なんですが…」
そんな“ふわっとした”声かけを受けることが増えるかもしれません。
面倒な相談だと思ったら、
意外にも「新しい仕事の依頼」や「やりがいのある挑戦」につながる場合があります。
あなたが長年の仕事で培ってきたスキルや経験は、周囲から見れば非常に貴重な資源です。
「この人ならできるかもしれない」
「きっと力になってくれるはず」
そう感じた相手が、勇気を出して声をかけているのです。
こうした“ちょっと相談”は、あなたのセカンドキャリアのスタートになることもあります。

定年前に知っておきたい。チャンスを逃すリアクション
せっかくの相談や依頼でも、次のような対応をしてしまうと、可能性が一気にしぼんでしまいます。
- 「私なんて…」と遠慮する
もっと適任がいるはずと考えて、恐縮して断ってしまう。 - 過去の役職や業務だけで自己紹介する
「経理ならできますけど…」
「部長職なら経験があります」など、過去形の枠で答えてしまう。
これでは、お互いに新しい展開は生まれません。
セカンドキャリアにつながるリアクションのコツ
多くの場合、“ちょっと相談”の段階では、具体的な依頼内容は決まっていません。
相手は「この人なら何かできるかも」という期待を持って話しかけています。
そこでおすすめなのは、まずこう尋ねることです。
「私のどんな部分を必要としてくださっていますか?」
すると、相手はこんな言葉を返してくれるかもしれません。
- 「研修の説明がわかりやすかった」
- 「チームをまとめる力がすごい」
- 「システム導入のとき頼りになった」
- 「商談の場面での交渉力が抜群だった」
評価されたポイントがわかれば、それをベースに「提供できること」を整理して提案できます。
こうして、定年後のキャリアにもつながる新たな肩書きが生まれることもあるのです。

例えば、業務委託の人材育成サポートや業務改善コンサルタント 。
副業として始めるのもキャリアの幅が広がりますね。
定年前に整える「私の引き出し」
セカンドキャリアにつながるチャンスは、突然訪れます。
そのときに慌てず、相手のニーズに沿った“引き出し”をすぐに開けられるかどうかがポイントです。

「チャンスの神様は前髪しかない」
ということわざのとおり、タイミングを逃すと後からつかむのは難しくなります。

だからこそ、事前に自分のリソースを言語化し、
「できることリスト」を持っておくことが大切です。
スキル棚卸しとセルフブランディングで未来を描く
転職活動で自己分析をするのと同じように、定年前にも“自分の棚おろし”をしてみましょう。
『セルフブランディング』として、次の3つを整理し、言葉にしておくのがおすすめです。
- 自分のリソース(スキル・経験)
- 世の中に提供できること
- 今後挑戦したいこと
これが、将来の副業や起業の土台にもなります。
特別な頑張りを見せなくても仕事が舞い込む人は、おそらくこの「引き出し」が整っているのでしょう。
もし「私の引き出し、まだ整理できていない…」という方は、ぜひ準備を始めてみてください。
セカンドキャリアは、“ちょっと相談”から静かに始まることも多いのです。
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一人で悩まず、想いや経験を一緒に言葉とサービスの形に整えていきましょう。
