「お金持ちになる方法を知りたい!」
大富豪までは望まなくても、ゆとりある財産を望む人は多いでしょう。
しかし、これは現代人だけの欲求ではないようです。
数千年も昔の古代バビロニア国でも貧富の差が激しく、豊かさを求める人々がたくさんいました。
そのような人々のために、お金に富む賢者が「富を築く法則」をすでに明らかにしていたのです。
バビロンの富豪の教えでもある「お金持ちになる方法」は、今から約100年ほど前に書籍で出版されました。
『バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』
ジョージ・S・クレイソン著
マンガ版はこちらです。
バビロンの大富豪は、ロバート・キヨサキさんなど富を得て成功してる方々の著書にもよく引用されています。
さあ「お金持ちになる本」の古典に触れてみましょう。
目次
富みをもたらす7つの知恵とは?
この本の中では、お金持ちになる具体策だけではなく、幸せな人生を送ることを基盤とした法則が明確に書かれていると感じます。
また、数千年も前に示された法則であるにもかかわらず、現代でもそのやり方が充分に通用する普遍的な7つの法則としてまとめられています。
『富をもたらす7つの知恵』
① 財布を太らせることから始めよ(収入の1割を貯蓄する)
② 自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
③ 貯めた資金は寝かさずに増やす
④ 損失という災難から貴重な財産を死守する
⑤ 自分の住まいを持つことは有益な投資と心得える
⑥ 将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかる
⑦ 明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動する
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
現在でも「投資の基本」として、こつこつ積み立ててお金を運用しましょうと言われています。
数千年前からお金に関する法則は変わっていないことに驚きますね。
現代の私たちは具体的に何をすればいいのでしょう
バビロンの大富豪の教えをそのまま実践するのは、難しくないかもしれません。
まずは、働くことが一番ですね。
そしてその収入の大小に関わらず、収入の1割を貯金すること。
支出については、経費と浪費を見分けて浪費は減らしていくことです。
貯めたお金は運用しましょう。
また、リスクの高い投機では元本の確保をしましょう。
まだ若いうちから早めにお金持ちになる仕組みを取り入れましょう。
時間がたっぷりあるほどお金が増える機会が多くなります。
そして、最大の投資先が自分自身であることを自覚しましょう。
お金に働いてもらい、自分では稼ぐ力を学んでいく、この両輪があるとさらに富がもたらされるのでしょうね。
まとめ
『バビロン大富豪の教え』の中で印象的なのは、この当時も借金をして返済をする行為が多くみられたことです。
ある主人公は、暮らしが貧しいために他人からお金を借りることになります。
そのお金を返済するためと日々の生活のために、知恵を絞り働く。
そして、借入金が完済できたときに「自由を手に入れた」として喜ぶのです。
借入金の完済が人と人との信用を築くことになることにも改めて気づかされます。
事業のために金融機関からお金を借りても、毎月返済を重ねることで信用が増し次の融資が受けやすくなるということもありますね。
「収入の1割を貯金して、お金に働いてもらう」ことをもう少し深堀して学んでみましょう。
下に紹介したいくつかの記事を参考にして下さいね!