「成功」と名前のつく本を手にとるタイミングってどんな時でしょう?
現状に満足できなくて打開策を考えている時ではないでしょうか。
わたしは会社員時代、お給料が下がり悩んでいた時にこの本に出会いました。
10年以上前にはじめてこの本を読んだとき、「収入や働き方は自分で選択できる」というメッセージに目からうろこが落ちました。
まずは書かれているワークをそのままやってみた結果、実現した夢もいくつかあります。
いまでも現状に行き詰まったり新しいことにチャレンジしたい時に、この本を読み返します。
今日は、神田昌典さんの『非常識な成功法則』のエッセンスをご紹介したいと思います。
新しく出版されたマンガ版なら、サクサク読めますよ!
目次
目標は紙に書く
おおくの成功本には「目標を紙に書く」ことの指南があります。
目標を書いただけで叶うなんてありえない!!
そんな声も聞こえますが、これは魔法ではなく脳のしくみを利用して潜在意識に目標を刷り込ませるための方法のひとつです。
この本の中での成功のコツとは、「やりたくないこと」と「やりたいこと」を書き出すことだそうです。
お金を稼いで成功したい!
そこを目指して達成したとしても、いやな人間関係を我慢し続ける状況が伴うとどうでしょうか?
やりたいことだけ目標にしたときの落とし穴は、自分の価値観とはちがうことも気づかぬうちに引き受けていることがあることです。
目標が達成されたとしても、ほんとうの幸せはありません。
まずは、やりたくないことを並べてみる。
目標に向かって動いているうちに、やりたくないことが目の前に出てきたら、
「NO!」
と断る勇気を持つことです。
やりたくないことがはっきりしたら、次は「やりたいこと」を紙に書きます。
やりたいことを考えるときは、次のようなこともイメージしてみましょう。
・目標が達成したときの自分の姿
・周りの人からどんな評価を受けているか
・どんな日常生活を送っているのか
・誰と何について話しているのか
まだ、現状ではほど遠い夢のような状況でもイメージするだけなら恥ずかしくはないです。
目標と将来のイメージを書き込んだ紙を持ち歩くだけで、情報をキャッチするアンテナが立ちます。
アンテナはほっといても目標に向かう情報を拾ってくれるので、後はしっかりつかみましょうね!
具体的な計画も立てる(SMARTの原則)
目標を立てた後は、それに向かって努力するための計画も必要です。
この本の中では「SMARTの原則」が紹介されています。
S(Specific) 具体的である
M(Measurable) 計画ができる
A(Agreed upon) 同意している
R(Realistic) 現実的である
T(Timely) 期限が明確である
大きな目標であれば、そこまでのステップがいくつかあるでしょう。
全体の計画とはじめの一歩になるステップから、書き出してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
本屋さんに行くと、自己啓発の棚にはたくさんの本が並んでいます。
たくさんの本を広く浅く読んでも、目標達成や願望の実現に結び付かないかもしれません。
『非常識な成功法則』を読んでビジネスの転機になったという方は、実はけっこう多いようです。
または、この本を読んだことがなくても紙に目標を書くことからはじめて目標達成できたと感じている方もいるはずです。
自分の潜在的な力を信じて素直に周りの人と関わることで、新しい仕事が舞い込んできたり、思わぬステージに道が開けることはよくあることです。
いま、現状を変えたいなと思っている方にはお勧めの本です!