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【図解で覚えやすい】「72の法則」とは?お金が2倍になるまでの期間を求める計算式です

けん君
けん君

お金の運用について勉強していると「72の法則」という言葉を聞きました。
これはどんな法則なのですか?

Haniko
Haniko

お金を2倍にするまでの期間を計算するかんたんな法則です。

けん君
けん君

僕の貯金も早く2倍に増えないかな~?

Haniko
Haniko

お金は魔法のように増えたりしませんが、けん君の貯金がいつ頃2倍になるのかを計算してみましょう。

      

「72の法則」の計算式


「72」「運用する金利」の2つの数字さえあれば計算ができます。

72 ÷ 金利 ≒ お金が2倍になる期間

         

「72の法則」の補足説明

この式での金利は複利運用が前提となっています。
複利運用とは、利子にも利子が付く運用のことです。

また、この式で算出される期間(計算結果)はおおまかな目安となります。


複利運用については詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

     

具体的な計算例

「72の法則」を初めて聞く方もいれば、知ってはいるけどすぐに計算式を忘れてしまう!という方もいると思います。

記憶に残りやすいように、具体的な金利で計算した結果を図解しました。

「72の法則」金利別運用期間の一例
けん君
けん君

こうやって見ると金利の差って大きく感じます。


期間から運用目標を求めることもできます

まなびさん夫婦
まなびさん夫婦

私たちは、子供が大学入学を迎える18年後までに、手元にある教育資金を2倍に増やしたいと思っています。

Haniko
Haniko

まなびさん、こんにちは!
それなら「72」を希望の期間で割り算すると「目標とする金利」が求められますよ!

         

72 ÷ お金が2倍になる期間 ≒ 金利

           

まなびさん夫婦
まなびさん夫婦

なるほど!

「72 ÷ 18(年)≒4(%)」

ということですね。

複利で4%の運用することで、18年後に教育費用を2倍に増やすことができるというわけですね。

まとめ

お金の運用について勉強を始めると、「72の法則」をよく聞くと思います。

銀行の預金金利が低い環境で過ごしていると、手元の資金が2倍に増えるという実感はほとんどないですね。

ちなみに、銀行の預金金利を参考にして「72の法則」に当てはめてみます。

仮に、金利を「0.01%」としましょう。

「72 ÷ 0.01 (%) ≒ 7200(年)」

なんと、元本が2倍に増えるまでの期間は7200年になります!

「72の法則」を知りできるだけ効果的な運用を目指すなら、長期継続を前提にした投資信託などを利用することが具体策になるかと思います。

        

Haniko
Haniko

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