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家計簿で多い悩みはクレジット払いの扱い

スーパーのレジで「お支払いは?」と必ず聞かれるようになりました。
買い物時の支払い方法がいろいろ選べるようになったからですね。
キャッシュレス決済が推奨されはじめ、魅力的なポイント還元まであると、現金主義を貫く方も少なくなったようです。

お会計もスムーズでポイントも貯まるキャッシュレス決済ですが、家計簿をつけるときに悩みませんか?

「キャッシュレス決済で払った支出は今日の支出にするの?」
「実際にはクレジット払いが発生した日に手元のお金は減るよね?」

まなびさん夫婦
まなびさん夫婦

家計簿をつけ始めましたが、クレジット払いなどキャッシュレス決済をした場合の支払日をどうしようか悩んでいます。

Haniko
Haniko

家計簿をつける目的によって決めるといいですよ。
節約が目的なのか、支出の全体把握が目的なのか、この2つで考えてみてください。

家計簿の目的が節約なら買い物した日が支払日

家計簿をつける目的は何でしょうか?
無駄なお買い物がないか監視するために、レコーディング(記録)することを目的に家計簿を始める人は多いと思います。

このような方は、毎日か毎週をめどに支出の内容と予算に対する残金をチェックしたりするのではないでしょうか。

この目的なら、支払いはキャッシュレス決済であっても、お買い物した日に支払いをしたとして家計簿に記録していくと良いでしょう。

まなびさん夫婦
まなびさん夫婦

無駄な買い物がなかったか週末に家計簿を見なおしています。
支払方法が何であっても、購入したときの気分が残っているうちにお金の使い方を振り返った方がいいですね。

Haniko
Haniko

そうですね。
念のためにレシートを取っておくと、実際の引き去り日に付け合わせもできますよ。

家計簿の目的が支出の把握ならクレカ明細で楽に管理

忙しいビジネスマンや共働き夫婦の場合、家計の全体把握はしたいけれど毎日じっくり家計簿に取り組む時間がない、という方は多いでしょう。

このような場合は、クレジット引き去り明細や銀行口座の記録から家計簿をつけるのもありだと思います。
クレジットカード明細は買ったものと金額がパッと見てわかるので、毎日家計簿をつけるよりは楽になりますね。

現金で支払ったもののみレシートなど明細を管理しておけば、1か月に1度で家計簿をつけてしまうことができます。

家計簿=詳細に記録する、と思わなくて良いのです。

例えば、
「外食費や被服費など費用をかけすぎているのでは?」
と気になる費目がある場合。
家計簿には気になる費目をメインにして、全体支出の中でどのくらいの割合を占めているのか把握するくらいでも構いません。

Haniko
Haniko

収入の割に被服費が多いな~などと感じたら、次の月からは予算をたててその範囲で買い物をするようにすれば良いですね。
このような振り返りができたら、大雑把な家計簿でも十分に効果がありますよ。

まとめ

私自身、ポイント還元率の競争に踊らされ支払方法の選択がどんどん増えているように感じます。

「何とかペイ」はこれからも新たなものが出現しそうですね。
よく使うクレジットカードや引き去り口座についてはできるだけ集約することで、お金の流れが楽にみえて家計簿の負担が減ると思います。

みなさんのライフスタイルや家計管理の目的に合わせて、家計簿の付け方を選んでくださいね。

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