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『90秒で好かれる技術』に学ぶ、信頼を築く“非言語コミュニケーション”の力

「信頼関係を築くことが大切」
頭ではわかるけど、実際どうしたらいいんですか?


社内研修などで「信頼関係、大事」って、たくさん聞いてきたけど、
実際に自分が変わることは難しいと感じている人は多いです。

でも、信頼関係を築くための、ちゃんとした「やり方」はあります。

言葉よりも大きな影響を持つ
「非言語コミュニケーション」を変えてみましょう。

今日は、ニコラス・ブースマン著『90秒で好かれる技術』の書籍から、
「信頼される人になるための3つのヒント」をご紹介します。

態度は「自分で選べる」もの

人は出会って数秒で「好き・嫌い」を直感的に判断すると言われます。

だからこそ、最初にどんな「態度」で相手に向き合うかが大切です

とはいえ、いつも完璧にご機嫌でいられるわけではありませんよね。

気分が落ちていたり、相手の反応に引きずられたり・・。

でも、ここで大事なのは「態度は選べる」ということ。

温かく・穏やかで・誠実な態度を意識して選ぶだけで、
あなたの印象は確実に変わります。

たとえば、朝出かける前に
「今日は笑顔で話を聞く」
そんなテーマをひとつ決めてみてください。

それだけで1日の人間関係がスムーズになることに気づくはずです。

姿勢や表情が、安心感を伝える

次に大切なのが、ボディランゲージ(身体の表現)です。

人は言葉よりも、姿勢や表情から相手の印象を判断します。

ポイントは「心臓を相手に向ける」こと。
それが“私はあなたを受け入れていますよ”というサインになります。

こんなしぐさを意識してみましょう。

  • 腕や足を組まない
  • 相手の目線の高さに合わせる
  • ゆったりとした姿勢で向き合う
  • アイコンタクトと笑顔を忘れずに

これが「オープン・ボディランゲージ」です。

安心感を与え、信頼の距離をぐっと縮めてくれます。

一方で、腕を組む・目をそらす・そわそわするなどの“閉じるしぐさ”は、
相手に「話しかけづらい人」という印象を与えてしまうことも。

無意識に出ているクセを一度チェックしてみるといいですね。

あなたのオープン・ボディランゲージは、相手に安心安全を感じさせます。
それによって相手はあなたに好印象を持ちます。

言葉・声・態度をそろえる(自己一致)

そして最後は、「自己一致」。

これは、言葉・声のトーン・表情がすべて同じメッセージを伝えている状態のことです。

たとえば、低いトーンで「ありがとう」と言われると、
言葉はポジティブでも、なんとなく違和感を感じますよね。

人は、矛盾したメッセージを受け取ったとき、
「言葉」よりも「表情」や「声のトーン」を信じると言われています。

だからこそ、気持ちと表現をできるだけ一致させること。

それが“この人は信頼できる”という印象につながります。

初めから、完璧でなくて大丈夫です。

「今日はありがとうを、笑顔で伝えてみよう」
そんな小さな実践からで十分なんです。

まとめ

信頼される人になるために、
特別な話術や社交スキルはいりません。

ちょっとした態度やしぐさを意識して整えるだけで、
人との関係は驚くほどスムーズになります。

歳を重ねると、自分を変えるのは難しいと感じがちですが、
“非言語コミュニケーション”は、年齢に関係なく変えられます。

むしろ、経験を重ねた今だからこそ、
落ち着いた安心感や温かさが自然と伝わる。

その力を、もう一度磨き直してみませんか?


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