人生100年時代の新基礎力

アイデアを書き留めたメモは活用できていますか?

仕事や日常生活の中で、頭に閃いた思考やアイデアをメモに取って残している人は多いと思います。

ふと湧いたアイデアをメモに取っておくと、おいおいそれを生かして発想を展開したり、新しいビジネスすら思いつくこともあるでしょう。

私もアイデアがひらめいたときにはメモを取るようにしています。
しかし、アイデアを書き出してしまうとホッとしてそのまま数か月放置していることが多々あります・・。

みなさんもせっかく書き溜めたアイデアメモが、「つん読状態」になり紙のノートやメモアプリに滞留していませんか?

アイデアメモが放置されてしまう原因は?

どうしてあんなに頑張って書いたアイデアメモが放置されてしまうのでしょうか?
私も心当たりがありますので、じっくりと胸に手を当てて聞いてみました。

Haniko
Haniko

どこに何を書いたかわからなくなって、メモを見返すのも面倒になっちゃいました・・・。

いつまでたっても、私は整理整頓が課題のようです・・・。
せっかくのアイデアもこのままではお蔵入りですね。

私はこの機会に整理されていない過去のアイデアメモをよく読み返してみました。
思い起こすと、アイデアメモから華々しく具体化した仕事の案件もいくつかありました。
また、「気づき」のあとの次のステップが思いつかず、いまだくすぶっているアイデアも点在していました。

アイデアメモが放置されている原因は次のふたつが考えられました。

 アイデアメモにテーマを付けていないので、ばらばらになっている
 見返すしくみがない

アイデアメモに目的別テーマを付ける

ここで私がメモを取っている目的を整理してみようと思います。

【その1】
目標ややりたいことを実現するためにメモを取っていることが多い。
そのために必要なリソース(情報)を集めて置くようにしている。
具体的に物事を実現するステップになることが多い。

【その2】
ふと沸いたアイデアを膨らませるために思考をメモしている。
漠然としているが、時間をかけて熟成しておきたい思考の痕跡を残すため。


アイデアメモにはそれぞれ役割がありそうです。
その役割をテーマに分けてメモを整理すると、あとあとメモが役に立つのではと考えました。

メモを見返すしくみをつくる

メモを見返す工夫を考えてみました。

【しくみ1】
メモはお気に入りアイテムに入れる

つい手に取りたい、いつも眺めたい、そんな自分のお気に入りのツールの中にアイデアメモを入れておくというのはいかがでしょうか。
私の場合は手触りや色味が気に入っているバインダーに手書きのメモを入れるようにしています。

【しくみ2】
目標やテーマ別にインデックスを作りアイデアの仕訳をする

例えば・・
「仕事のヒントとなる情報」
「本を読んだ後の引用や感想、アクションプラン」
「起業のための情報やアイデア」
「(何にも属さない)よろずアイデア」

【しくみ3】
メモを書いた時に多めに余白を作るようにしてみる

次に見返した時に、メモの余白にアイデアを上書きできるようにしておきます。
キチキチに書かれたメモは、後から見ても読みにくいですよね。
アイデアは「上書き」されてこそ熟成していくものだと思います。

【しくみ4】
メモの状態で放置せず、まとまりごとにアウトプットしてみる

アウトプットの場は、FacebookやTwitterなどのSNS、アメブロやnoteなどの無料ブログを利用しても良いと思います。

アウトプットするには、ある程度は人に読まれるレベルまで表現するので書いている間に思考をまとめるが必要あります。
これは、思考熟成にはうってつけではないかと実感しています。

試行錯誤からたどり着いた私のアイデアメモ仕様

【手書きメモ】

メモはA5リフィルに統一しました。
アイデアが思いついたら1枚のリフィルには、1アイデア(1テーマ)だけ書くようにします。
それをテーマ別に分類したインデックスに合った場所に保存します。
リフィルは一枚ものですので、好きなインデックス配下に保存できます。
これで、テーマ別にアイデアメモが集まってくれるのです。

私の愛用のバインダー、リフィルをご紹介します。
ビジネスシーンにもぴったりな落ち着いた色味のアイテムセットです。



メモを取るときの文字は自由な大きさで書きたいと思っています。
またフリーで図を書くことを考えると方眼メモか無地を選ぶようにしています。



インデックスは自分の好きなテーマを設定します。
数年経つと、自分の興味の変化からインデックスのテーマも変わります。




【メモアプリ】

私はメモアプリには、Evernote(エバーノート)を使っています。
テキスト・画像はもちろん、Webサイトも保管できるのが気に入っています。
原稿のバックアップなどにも重宝しています。
こちらもインデックス(ノートブックの名前)を数年ごとに見直して、インプット情報が、アウトプット(目標達成)につながるように時々改善をしています。

まとめ

なんのためにアイデアメモを書き留めるのでしょうか?
そのアイデアを生かして目標達成や夢の実現につなげたいからではないでしょうか?

せっかくひらめいたアイデアを埋蔵させない習慣を作りたいですね。

思考を書き出すことで、新たなアイデアが湧いてくることは多々あります。

Haniko
Haniko

アイデアの積み重ねやつながりで、個性的な自分を発揮できるのではないでしょうか!

私も自分なりのインプット・アウトプットの試行錯誤の旅は続けて行きたいと思っています!

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